👀 え、相続の準備って「家系図」から?

「家系図って、戸籍の整理やお墓の話のときに出てくるものでしょ?」
そう思っている方も多いはず。

でも実は──
“相続準備”における家系図は、トラブル回避や節税にもつながる重要ツールなのです。

🧩 この記事でわかること

✅ 家系図が相続に効く理由
✅ 書くだけで見える“二次相続の落とし穴”
✅ 誰でもできる「見える化」テクニックの実践法

📌 そもそも「家系図」がなぜ相続準備に?

家系図を書くメリット効果
相続関係者を正確に把握できる誰が法定相続人かがひと目でわかる
将来的な二次相続の予測ができる子どもや孫の関係性・順番が明確になる
遺言・遺産分割の検討がしやすくなる誰に何を渡すか、計画しやすくなる
家族で共有しやすい「見える化」で感情的な誤解や勘違いを防ぐことができる

🧠 家系図で“二次相続の地雷”が見えてくる!

✔ 例えばこんなケース…

「一次相続では配偶者に全額相続させて、子どもたちはあとで」
→ その結果、次の相続(母→子)で、相続人の顔ぶれが変化

📉 見落としがちなリスク

  • 長女が既に他界 → 孫が代襲相続人に
  • 長男と孫のあいだで意見対立
  • 不動産が一つしかなく、分けられずトラブルに

📌 家系図があれば、将来の相続関係の変化まで視覚化でき、早めの対策が取れるんです!

✍ 家系図のカンタンな書き方【図解】

📄 ステップ1:現在の家族構成を紙に書く

  • 祖父母 → 父母 → 自分たち → 子ども・孫まで書く
  • 名前・生年月日・存命/死亡 を記入

📄 ステップ2:相続人にマークをつける

  • 今、誰が相続人なのかを◯で囲む
  • 次に亡くなった場合の相続人もチェック(数次相続、代襲相続)

📄 ステップ3:財産の分け方のイメージも追加

  • 「家は長男に」「預金は等分」「自分の代はスキップ」など
  • アイデアを図にメモしておくことで、遺言や生前対策の土台に!

🎨 カラフルに書くと「見える化」力UP!

  • 親世代:青
  • 子世代:緑
  • 孫世代:オレンジ
  • 財産関連:黄色
    など、色分けするだけで、家族の関係と財産の流れが直感的に理解できるようになります。

💡 行政書士のワンポイント

家系図は「完璧」でなくてもいいんです。
「誰がいて、何がどうなっているのか」を見える化するだけで、相続準備がグッと現実的になります。

✅ 二次相続の準備に必要な“3つの見える化”

見える化すること具体的な手段
相続関係の構図家系図・相関図を描く
財産の内訳財産目録を作成(不動産・預金・保険)
気持ち・意向メモ・遺言・家族信託を検討

🚀 まとめ:まずは“紙とペン”から始めよう!

スタートに必要なもの内容
白紙のノート家系図や財産のメモ用
カラーペン世代や資産の分類に便利
ご家族との対話忘れている情報や思い出話もヒントになる

🗣 「話しにくいからこそ、見える化」で一歩踏み出す

相続の話題は後回しにされがち。
でも「家系図を書く」=相続の入り口に立つことなんです。

行政書士として、争いを防ぐ相続設計のサポートも行っています。
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この記事を書いた人

立神 彰吾

相続・遺言・生前対策などの法務相談を中心に、これまで累計1万件以上のご相談に対応。
立神法務事務所では、“相談しやすさ”を何より大切にしたサポートを心がけています。専門用語を並べるのではなく、「どうしてそうなるのか」がわかるよう背景や理由も交えて説明。
メリット・デメリットを丁寧にお伝えし、 お客様と一緒に、最適な方法を探していきます。

保有資格
行政書士
(特定行政書士・申請取次行政書士)
宅地建物取引士資格(未登録)
書籍
「最強の一問一答 
行政手続法・行政不服審査法編」
「最強の一問一答 基礎知識編
(行政書士法・戸籍法・住民基本台帳法)」