🌟 はじめに|AIが相続の世界にやってくる?

AIはすでに、契約書作成、税務計算、法律相談の初期対応などで活用されています。
では、複雑な遺産分割協議にもAIが導入される未来は来るのでしょうか?
結論から言えば、「部分的にはすでに始まっている」が正解です。

📈 AIが活用され始めている分野

① 財産評価の自動化

  • 不動産や株式、預貯金の評価を自動で計算
  • 最新の地価データや株価をリアルタイム反映
  • 相続税計算までワンストップで可能

② 相続人間の条件シミュレーション

  • 「長男は不動産、次男は預金」というパターンをAIが公平性チェック
  • 複数の分割案を自動生成し、相続人に提示
  • 過去の合意事例や判例を参考に提案

③ 書類作成の効率化

  • 遺産分割協議書や委任状の自動生成
  • 電子署名と組み合わせてオンライン完結も視野に

💡 AI導入のメリット

🟢 時間短縮

  • 財産評価や書類作成が数時間〜数日短縮

🟢 公平性向上

  • 感情や先入観のない提案で、もめにくい協議案に

🟢 コスト削減

  • 専門家の作業時間短縮=報酬額が抑えられる可能性

⚠️ AI導入の課題・ハードル

① 法的効力の問題

AIが作成した遺産分割協議案は、そのままでは法的拘束力はありません。
最終的には相続人全員の署名・押印(電子署名含む)が必要。

② データの正確性

  • 財産情報が最新でないと不公平な案が出る
  • 誤データのまま進めるとトラブルに直結してしまします。

③ 感情面のケア不足

AIは論理的判断は得意でも、
「感情のもつれ」「長年の確執」といった人間関係の調整は不得意。
結局は専門家の仲裁が必要な場面も多いです。

④ 個人情報保護

  • 財産・戸籍情報をAIに入力する場合、
    セキュリティ体制と保存先の信頼性が必須でしょう。

🔮 未来予測|5〜10年後はこう変わる

  • マイナンバーとAIの連携で財産リストが自動生成
  • オンライン上でAIが複数案を提示、相続人がクリックで選択
  • 公証役場や裁判所とも電子連携して即日手続き完了

🎯 まとめ|AIは「補助役」、最終判断は人間

  • 遺産分割協議におけるAI活用は拡大中
  • 財産評価・シミュレーション・書類作成で大きな効果
  • ただし感情面や法的判断は人間が担う必要あります
累計1万件以上の
相談実績!

他の事務所で解決できなかった事案でも、
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この記事を書いた人

立神 彰吾

相続・遺言・生前対策などの法務相談を中心に、これまで累計1万件以上のご相談に対応。
立神法務事務所では、“相談しやすさ”を何より大切にしたサポートを心がけています。専門用語を並べるのではなく、「どうしてそうなるのか」がわかるよう背景や理由も交えて説明。
メリット・デメリットを丁寧にお伝えし、 お客様と一緒に、最適な方法を探していきます。

保有資格
行政書士
(特定行政書士・申請取次行政書士)
宅地建物取引士資格(未登録)
書籍
「最強の一問一答 
行政手続法・行政不服審査法編」
「最強の一問一答 基礎知識編
(行政書士法・戸籍法・住民基本台帳法)」