💡はじめに
「終活=財産の整理」と思っていませんか?
もちろん大切なことですが、実際にご家族が「やっておいてくれてよかった」と感じるのは、意外にも“お金以外”の部分だったりします。
この記事では、感情・人間関係・記録・想いの伝え方など、
「心を整える終活」の視点から、後悔しないためにやっておきたいことを7つに厳選してご紹介します。
✅ 1. 感謝の気持ちは“今”伝える【人間関係の終活】
人生の最後に、一番後悔するのは「ありがとう」と言えなかったこと。
終活は、亡くなる準備ではなく、「いまを大切に生きる」ための行動でもあります。
💬 おすすめの一歩:
- 手紙を書く
- 思い出の写真にメッセージを添える
- 1日1人、感謝を言葉で伝える
✅ 2. 自分史・エンディングノートを「未来への手紙」に
エンディングノートに“想い”を書くことは、ただの記録以上の意味を持ちます。
子どもたちや大切な人が、あなたの人生観や価値観を知る“宝物”になるのです。
📔 書いておきたいこと:
- 人生の転機・学び
- 家族へのメッセージ
- 信じていること、大切にしてきたもの
✅ 3. デジタル終活も忘れずに【スマホ・SNSの整理】
今の時代、スマホ・パソコンの中も「遺品」です。
SNS、写真、サブスク、クラウド…。「開けない遺品」が一番困る!という声が多いんです。
💻 整理ポイント:
- SNSアカウントのメモ(ID・パスワード)
- 写真のバックアップ
- サブスク契約リスト
✅ 4. 「してほしくないこと」も明確に書いておく
例えば延命治療や葬儀の形。
「何を望むか」だけでなく、「やめてほしいこと」も伝えるのが本当の終活。
📝 よくある例:
- 延命治療はしないでほしい
- 家族に負担をかけないシンプルな葬儀を望む
- 宗教的な儀式は不要
✅ 5. 大切なモノの“行き先”を考える【モノの終活】
思い出の品や趣味のコレクション。
それを「捨てられる前に、誰かに渡す」という選択肢もあります。
🎁 具体例:
- アルバム → 子どもたちへ
- 趣味の道具 → 同じ趣味の友人へ
- 本・雑貨 → 福祉施設へ寄付
✅ 6. 「孤独」にならないための人間関係の整理
年齢とともに交友関係は減っていきます。
でも、「残しておきたい縁」「手放してよい縁」を自分で選ぶことが心の健康に大きく関わります。
🫂 やっておきたいこと:
- 本当に会いたい人リストをつくる
- 年賀状の送り先を見直す
- 久しぶりの友人に連絡してみる
✅ 7. 最後の医療・介護の「希望」を伝える
介護施設・自宅介護・病院での最期…。
「こんな風に生きて、こんな風に最期を迎えたい」という希望を残しておくことで、家族も判断に迷わなくなります。
🩺 書いておくと安心なこと:
- 入所希望施設(あれば)
- 認知症になったときの希望
- 自宅介護か施設かの希望
✅ まとめ
終活とは、単にモノやお金を片づけることではなく、「人生の棚卸し」をして、未来の自分と家族のために準備すること。
特に今回ご紹介したような「お金以外」の部分こそ、後悔を防ぐ大切なカギになります。
「今できること」から、一つずつ始めてみましょう。
✅ よくある質問(FAQ)
Q1:エンディングノートと遺言書の違いは?
A:エンディングノートは法的効力がなく、気持ちや希望を自由に書けるツールです。遺言書は法律に基づき財産などを明確に伝える文書です。
Q2:デジタル終活におすすめの方法は?
A:スマホに「終活ノートアプリ」を入れる、もしくはパスワード管理アプリや手帳にまとめておくのが便利です。
✅ おわりに
もし、この記事を読んで「ちょっとだけやってみようかな」と思えたら、それがあなたの終活の第一歩です😊
わからないことがあれば、行政書士などの専門家にも気軽にご相談を!